愛育病院


健康診断のご案内

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ABC検診

血液検査をするだけで、胃の健康度、胃がんの危険度を調べることができます。

ABC検診とは?

近年、胃がんは、肝炎ウィルスによる肝臓がんやHPV(ヒトパピローマウイルス)による子宮頸がんと同様に、ピロリ菌による感染症由来のがんであることがわかってきました。ピロリ菌感染→慢性胃炎→萎縮性胃炎→胃がんへと進展します。
 ABC検診は、血液検査で「ピロリ菌感染の有無」と、「胃粘膜萎縮の程度(ペプシノゲン量)」を調べ、両者の結果を組み合わせて、胃がんの危険度(リスク)をA〜Cの段階に判定します。したがって、「がんを見つける検査」ではありません。危険度の低い人(A判定)は、胃がん検診としての「胃カメラ検査」や「胃バリウム検査」の必要がなくなります。危険度の高い人(B・C判定)には、精密検査(胃カメラなど)の実施や、ピロリ菌の除菌治療を検討するなど、胃がんの早期発見及び予防に役立てます。

■ピロリ菌とは?
 ピロリ菌は、人の胃粘膜に好んで住みつく細菌で、日本人の2人に1人の方が感染していると言 われています(高齢の方ほど感染率は高い)。感染は幼少期に起こり、慢性的に持続し、胃十二指腸潰瘍や胃粘膜の炎症を起こします。ピロリ菌に感染していない場合は、胃がんがほとんど発生しないこともわかってきました。
 また、ピロリ菌は治療(薬の服用)で除菌をすることが可能であり、除菌治療によって、潰瘍の再発や胃がんのリスクを減らすことができます。
■ペプシノゲンとは?
  ペプシノゲンは消化液の元となるもので、胃粘膜で産生され、その一部は血液中に流れ出します。 血中ペプシノゲン量が少ない場合は、胃の粘膜が委縮していることを示します。

ABC検診の対象にならない

以下の方は、この検査方法では結果が正確に判定できないためにABC検診の対象外となります。

  1. ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある
  2. 胃潰瘍、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの上部消化管疾患で現在治療中である
  3. 胃の手術をしたことがある
  4. 腎不全と言われたことがある、あるいは加療中

ABC検診対象外の方のピロリ菌感染に関するご相談は、「消化器内科」でうかがいます。
 お気軽にご相談ください。

検診の方法
実 施 日
随時受け付けています。来院時に受付にお申し出ください。予約不要。
検査の方法
採血をするのみです
料  金
3,456円 (健康保険適応外で自費となります)
結果説明
採血をしてから結果が出るのに1〜2週間程度かかります。

結果判定
判定 ピロリ菌 ペプシノゲン 胃の状態 胃がんの
危険度
感染なし 陰性 健康な胃粘膜です。胃疾患の可能性も低いでしょう。 低い
感染あり 陰性 潰瘍や胃がんが発生する可能性があります。胃カメラの検査及び、できるかぎりピロリ菌の除菌治療をお勧めします。 中間
感染あり 陽性 萎縮性胃炎になっており、胃がんなどの胃疾患になりやすい状態です。胃カメラの検査及び、ピロリ菌の除菌治療をお勧めします。 高い

ピロリ菌の除菌治療 (B・C判定の方)

ピロリ菌に感染していた方には、精密検査(胃カメラなど)やピロリ菌の除菌治療のご相談にお応えします。

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